開催概要
■日時:
2024年5月10日(金)
オープンセミナー:13時30分~17時30分
オンライン懇親会:17時45分~19時00分
プログラム
13:30~13:45(15分) ・オープニング ~人材育成WGの活動紹介~/ 資料(人材育成WG限定)
13:45~16:20(155分) ・グループ別勉強会発表~活動の現状&今後の計画お知らせ~
<休憩10分>
16:30~16:40 (10分) ・新しい活動「季節予報勉強会」のご紹介
16:40~17:25(45分) ・気象データ活用談義※
17:25~17:30 (5分) ・クロージング ~勉強会参加に関するご案内~/ 資料(人材育成WG限定)
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17:45~19:00(75分) ・オンライン懇親会
当日の動画
※都合により当日の配信の一部をカットしました。
グループ別勉強会 発表概要
【お断り】勉強会の順序や内容は変更になる場合があります。予めご了解ください。
1.再生可能エネルギー勉強会(13:45~14:15)/ 資料(人材育成WG限定)
タイトル: 再生可能エネルギーの普及と課題を気象・気候の観点から考えよう!
発表概要: これまで再生可能エネルギー(再エネ)の運用における気象データの活用、自然災害と再エネ設備の安全性や再エネを利用した事業の事例の紹介など多様な背景を持つメンバー間で議論をし、知見を深めてきました。昨今、気候変動に伴う極端な気象に適応した社会生活、カーボンニュートラルの未来を考える上で、良い面、改善が望まれる点の両面における再エネの理解を深めることは重要です。引き続き、太陽光・風力のほか水素の活用などテーマの幅を広げながら気象データの活用に関しても議論を進めていきます。また、特に再エネ関連の人材育成や社会教育へ寄与できるコンテンツの整備も継続して推進してまいります。本日は昨年度の活動と今後の計画についてご紹介させて頂きます。
2.農業分野勉強会(14:15~14:45)/ 資料(人材育成WG限定)
タイトル: 日本の農業を元気に! - 現場の声を伺うことから見えてきた物語の第4章 -
発表概要: 気象・気候変動の時代! 緩和可能な農業をテーマに、私達が大切にする仲間との共創の場(CoP:Community of Practice)を通じて、地域から環境と共生する農業のDX化、担い手人材の育成に取組みました。その根幹をなす『徹底的に現場の声を伺う活動』を実践した結果、連携CoPと進めてきた物語の更なる深化、新たな農業CoPの芽生えにつながりました。
報告では、ニーズに寄添い、シーズへつなぐ活動から見えてきた物語の第4章を紹介します。
また、本セミナー最後のプログラムである“気象データ活用談義”では、農業者の方々から現場の実態を伺い議論が交わされます。併せてどうぞご期待ください。
3.気象データの利用拡大と創出価値を考える勉強会 (14:50~15:20) / 資料(人材育成WG限定)
タイトル: 気象データの利活用拡大と創出価値について
発表概要: 本勉強会では、気象データの一層の活用拡大を目指して、気象データの活用分野を限定せずに、共通的な面に着目して考察を進めています。考察テーマは、まず、利活用の原点となる気象データの活用しやすい表現などの議論です。さらに、このデータを利用者の意思決定につながるように情報化を進めていく価値化プロセスも議論しています。また、ニーズが明らかであれば、それに基づく利用・評価ができますが、往々にして、不明瞭であることを踏まえて、ニーズ充足時に実現される経済的・日常生活的・社会資産的な価値から、遡って、ニーズを考察することも行っています。本セミナーでは、この中からいくつかの検討内容について、その状況をご紹介いたします。
4.「扱いやすいオープンデータの形を探そう」 勉強会 (15:20~15:50) / 資料(人材育成WG限定), オープンデータ調査一覧(人材育成WG限定)
タイトル: オープンデータを使用した「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」向けスマホアプリの作成
発表概要: 本勉強会では、各種のオープンデータ活用を通して、扱い易いオープンデータの形を調査・研究し、最終的に提言できることを目指しています。今回の発表では2027年に横浜市瀬谷(旧上瀬谷通信施設)で開催が予定されている 「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」 をテーマに、オープンデータを使用したお天気アプリのプロト版作成に取り組んできた活動をご紹介し、このプロト版の概要と今後の課題をご説明いたします。 また、旧勉強会(新型コロナx気象データ勉強会)から引き続きウォッチしている新型コロナの感染動向についてもお話させていただく予定です。
5.気象データxIT勉強会 (15:50~16:20) / 資料(人材育成WG限定)
タイトル: IT&データ分析で一人一人が気象データ活用にチャレンジ!
発表概要: 気象データxIT勉強会では、気象データをビジネスの課題解決に利活用できる人材の育成を目指し、次のような活動を展開しています。
・WXBCテクノロジー研修の企画・教材開発&公開・運営(講師担当を含む)
・「気象xデータサイエンスxビジネス」の知識やスキルを有する人材を育成する「気象データアナリスト育成講座」(令和3年度に開始)の仕組み作りを支援
・メンバー自らが「気象x○○」の課題を設定し、その分析に主体的に挑戦する活動を支援・推進
ここでは、これまでの活動概要を紹介し、今年度の活動計画をご案内するとともに、昨年度メンバーが取り組んだ分析の成果をご紹介します。
■新しい活動「季節予報勉強会」のご紹介 (16:30~16:40)/ 資料(人材育成WG限定)
季節予報の知識を学び、ビジネスでの活用を考え、更に知見を深めビジネス活用の先導者になることを目指す「季節予報勉強会」の活動が、この4月に始まりました。ここでは、本勉強会の趣旨や活動計画の概要を改めてご紹介いたします。
■気象データ活用談義 (16:40~17:25)/ 資料(人材育成WG限定)
タイトル: 気象データを上手く使うコツ!~農業分野での挑戦に学ぶ~
概要: 人材育成WGでは、勉強会における活動目標の一つとして「ユーザー側とシーズ側の連携・協働の場つくり、連携・協働による人材の育成」を掲げ、活動を展開しています。今回の気象データ活用談義も正にその一環であり、農業分野勉強会でのCoP(Community of Practice)の取り組みは農業以外の分野でも同じ展開が見込めるはず、参考になるはず!
ここ数年、CoPの一つとして、気象データ活用の現場におられる野菜の生産者&供給者の生の声に耳を傾け、生産地と生産物の特性に合わせた気象データ提供を通して、見えてきたこと、分かったことを、それぞれの立場から率直に語り合いたいと思います。
登壇者: 生産者&供給者: 小林 啓子様(株式会社野菜くらぶ 取締役)
玉田 明日美様(株式会社野菜くらぶ 営業部 栽培・品質管理課)
農業分野勉強会:須東 博樹様、鳥谷 均様
気象庁 気候情報課:野津原 昭二様
司会進行:越智 正昭様 (副座長、農業分野勉強会)