平成30年度第4回気象ビジネス推進コンソーシアムセミナー
イベントは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
資料を掲載いたしました。(2019/2/14)
平成30年度第4回気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー
~再生可能エネルギー分野・
地理空間情報システム(GIS)における気象データ活用の最先端~
平成30年度のWXBCセミナーは「気象データに触ってみよう!試してみよう!」を年間テーマとし、特に気象データの取り扱いや活用方法に重点を置いた、より実践的な内容としております。第4回は、気象衛星観測データを利用して作成される様々な気象データをご紹介いたします。また、気象衛星観測データを活用した再生可能エネルギーに関する研究や地理空間情報システム(GIS)関連のビジネス事例についてご紹介いただきます。今年度最後のWXBCセミナーとなりますので、皆様是非ご来場ください!
概要
現在世界最高性能を有する静止気象衛星「ひまわり8号」の観測データを利用して作成される様々な気象データをご紹介いたします。具体的には、人間の目で見たような色調に近づけた画像であるトゥルーカラー再現画像、雲・ダスト・雪氷の有無等に関する情報を提供する高分解能雲情報や、気温や天気(晴れ・曇り等)の面的な分布を1kmの細かさで提供する推計気象分布について、データの中身、フォーマット、及びどのような現象が見えるかについての具体例をご説明いたします。
「実践的」「自社でのビジネスの参考になる」とご好評をいただいている気象データ活用事例に関しては、気象衛星観測データ等の気象データを活用した太陽光発電量予測等の再生可能エネルギーに関する最先端の研究についてご紹介いただきます。また、地理空間情報システム(GIS)と、気象衛星観測データや警報・注意報等の気象データとを繋ぐ様々なツールやサービス、そして気象とGISが関連する国内外のビジネス事例についてご紹介いただきます。
体験コーナーでは、最新のデータ処理技術を用いて処理した高精細な「ひまわり8号」の様々な画像を大型モニターでご覧いただけるほか、GISを利用した気象データ変換ツールや気象データ提供サービスに間近で触れていただけます。
なお、気象データに馴染みのない方、どのような気象データがあるかをお知りになりたい方等を対象に、「気象データの全体像+気象データの入手方法」(平成30年度第1回~第3回WXBCセミナーと同じ内容)のご説明を午前中に行います。前回聞き逃した方、改めて聞いてみたい方には是非ご参加いただければと思います。
日時
平成31年1月30日(水) 13時00分~16時30分
※「気象データの全体像+気象データの入手方法」についてのご説明は11時00分~12時00分に実施いたします。
【留意事項】
低気圧等により気象災害が予想される場合や、地震等により重大な災害が発生した場合は、WXBCセミナーの開催を中止したり、中断したりすることがありますのでご了承下さい。
場所
気象庁講堂(東京都千代田区大手町1-3-4 2階)
対象者
WXBC会員・非会員:120名(会員枠80名・非会員枠40名)
※事前申込制(先着順)とさせていだだきます。
時間割(予定)
11:00-12:00 気象データの全体像+気象データの入手方法
(基礎知識:希望者のみ)
12:00-13:00 昼休憩
13:00-13:10 開会挨拶(人材育成WGの活動紹介)
13:10-13:25 気象庁情報カタログ+GRIB2形式(注)
+最新のトピックスの紹介
13:25-13:55 気象衛星の基礎とトゥルーカラー再現画像及び
高分解能雲情報の概要・特徴、データ形式
(GRIB2他)
13:55-14:25 推計気象分布データの概要・特徴、データ形式
(GRIB2)
14:25-14:40 休憩
14:40-15:20 気象データのEMS分野での利活用例
-JST CREST HARPSの取り組み-
15:20-16:00 気象データを活用したGIS関連のビジネス事例
16:30 閉会
内容
(1)気象データの全体像+気象データの入手方法
(平成30年度第1回~第3回WXBCセミナーの内容と同一)
気象データにはどのようなものがあるのか、気象データ提供に関する気象業務法の規定、気象データの入手方法等について、気象情報利用に関する入門的な内容としてご説明いたします。
【受講に際してのお願い】
以下のURLより資料を印刷の上、ご持参いただきますようお願い申し上げます。
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2019/01/seminar_180130_00.pdf
(2)気象庁情報カタログ+GRIB2形式+最新のトピックスの紹介
現在、気象庁より提供している全ての種類のデータについての概要(中身、フォーマット等)を紹介している気象庁HP「気象庁情報カタログ」や、GRIB2データ形式の概要等についてご説明いたします。また、WXBCの最近の取り組み等についてトピックス形式でご紹介いたします。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2019/01/seminar_180130_01.pdf
(3)気象衛星の基礎とトゥルーカラー再現画像及び
高分解能雲情報の概要・特徴、データ形式(GRIB2他)
静止気象衛星「ひまわり8号」の観測データについて、気象衛星の基礎知識に加え、人間の目で見たような色調に近づけた画像であるトゥルーカラー再現画像、雲・ダスト・雪氷の有無等に関する情報を提供する高分解能雲情報について、データの中身、フォーマット、及びどのような現象が見えるかについての具体例をご説明いたします。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2019/01/seminar_180130_02.pdf
(4)推計気象分布データの概要・特徴、データ形式(GRIB2)
気温や天気(晴れ・曇り等)の面的な分布を1kmの細かさで提供する推計気象分布について、データの中身、フォーマット、及びどのような現象が見えるかについての具体例をご説明いたします。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2019/01/seminar_180130_03.pdf
(5)気象データのEMS分野での利活用例
-JST CREST HARPSの取り組み-
気象衛星観測データ等の気象データを活用した太陽光発電量予測等の再生可能エネルギーに関する最先端の研究を、国立研究開発法人 産業技術総合研究所様にご紹介いただきます。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2019/01/seminar_180130_04.pdf
【CREST HARPSのご紹介動画】
https://www.youtube.com/channel/UCe7nco9LFA-UoMD0IxdggoQ
(6)気象データを活用したGIS関連のビジネス事例
地理空間情報システム(GIS)と、気象衛星観測データや警報・注意報等の気象データとを繋ぐ様々なツールやサービス、そして気象とGISが関連する国内外のビジネス事例を、ESRIジャパン株式会社様にご紹介いただきます。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2019/01/seminar_180130_05.pdf
体験コーナーについて
お昼休みやセミナー終了後の時間帯に、実際の気象データ等にご自身で触れていただけるような“体験コーナー”を会場後方に設置いたします。ESRIジャパン株式会社様からGISを利用した気象データ変換ツールや気象オンラインサービス(降水ナウキャスト、土砂災害警戒判定メッシュ情報)をご紹介いただくコーナー、気象庁から最新のデータ処理技術を用いて処理した高精細な「ひまわり8号」の様々な画像を大型モニターでご覧いただけるコーナーがそれぞれ設置されます。
☆セミナーの内容に関するお問い合わせ先
気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)事務局
(気象庁総務部情報利用推進課気象ビジネス支援企画室)
電話: 03-3212-8341(内線4262)
E-Mail:wxbc@met.kishou.go.jp
(受付時間 09:30~18:00 土、日、祝日を除く)
用語解説
注:世界気象機関(WMO)が規定する国際的な気象通報式で、二進(バイナリ)データとしてファイルフォーマット化して伝送する形式です。高分解能雲情報や推計気象分布等のメッシュデータの提供に利用しています。
平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等の
シラバスについて
各セミナーの受講により習得可能なスキルを一覧にした「平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等 シラバス」の内容を第4回セミナーのご案内に合わせて更新いたしました。セミナー受講を検討する際の参考にしていただければ幸甚です。
平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等 シラバス (平成31年2月14日現在)