平成30年度第3回気象ビジネス推進コンソーシアムセミナー
イベントは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
資料を掲載しております。なお、一部の資料に誤りがございましたので、訂正しております。
大変失礼いたしました。(2018/11/15)
https://www.wxbc.jp/seminar-h3003/
平成30年度第3回気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー
~「AI」×「気象予報データ」で描こう!「旅」と「食」の予想天気図~
平成30年度のWXBCセミナーは「気象データに触ってみよう!試してみよう!」を年間テーマとし、特に気象データの取り扱いや活用方法に重点を置いた、より実践的な内容としております。第3回は、降水量の面的分布の予測等を中心に、各種の気象予報データをデータ形式の説明を含めてご紹介します。さらに、観光分野における飲食店来客者数の予測や食品分野における食品ロスの削減といった、AI技術と気象予報データを活用した需要予測の取り組みを、予測手法や実際の活用事例を含めてご紹介いただきます。皆様ぜひご来場ください!
概要
「晴れ・曇り・雨」の「天気予報」から更に一歩踏み込んだ、降水量の面的分布の予測等を中心に各種の気象予報データをご紹介します。具体的には、数値予報モデルの結果を実際の予報を行うにあたって利用しやすい形に置き換えたガイダンスデータ、本年6月より運用を開始した降水15時間予報データ、気象レーダー等の観測に基づいて250m解像度の降水分布を予報する高解像度降水ナウキャストデータ等をご説明します。また、これらのデータの提供に利用されているGRIB2データ形式(注1)についてもご説明します。
さらに今回は、観光分野及び食品分野におけるAI技術と気象予報データを活用した需要予測の取り組みをご紹介いただきます。観光分野においては、観光者数の予測や実績等を提供するデータ流通基盤である「観光予報プラットフォーム」のご紹介に始まり、こちらの観光者数の予測データと気象予報データをAIで分析して来客予測を行っている飲食店の事例等をご紹介いただきます。また、食品分野においては、需給バランス最適化のためのデータ流通基盤における気象予報データを活用した需要予測による食品ロスの削減の事例について、AIを活用した予測手法を含めてご紹介いただきます。
このほか、上記データ流通基盤に関連するそれぞれのデモンストレーションを間近でご覧いただけ、GRIB2データの可視化を行うサンプルプログラムにも触れていただける体験コーナーを設置いたします。
なお、気象データに馴染みのない方、どのような気象データがあるかをお知りになりたい方等を対象に、「気象データの全体像+気象データの入手方法」(平成30年度第1回・第2回WXBCセミナーと同じ内容)のご説明を午前中に行います。前回聞き逃した方、改めて聞いてみたい方には是非ご参加いただければと思います。
日時
平成30年11月9日(金) 13時00分~16時30分
※「気象データの全体像+気象データの入手方法」についてのご説明は11時00分~12時00分に実施いたします。
【留意事項】
低気圧接近等により気象災害が予想される場合や、地震等により重大な災害が発生した場合は、WXBCセミナーの開催を中止したり、中断したりすることがありますのでご了承下さい。
場所
気象庁講堂(東京都千代田区大手町1-3-4 2階)
対象者
WXBC会員・非会員:120名(会員枠80名・非会員枠40名)
※事前申込制(先着順)とさせていだだきます。
時間割(予定)
11:00-12:00 気象データの全体像+気象データの入手方法
(基礎知識:希望者のみ)
12:00-13:00 昼休憩
13:00-13:10 開会挨拶(人材育成WGの活動紹介)
13:10-13:25 気象庁情報カタログ+GRIB2形式+最新のトピックスの紹介
13:25-13:55 ガイダンスデータ・降水15時間予報データの概要・特徴、
データ形式(GRIB2他)
13:55-14:25 ナウキャストデータの概要・特徴、データ形式(GRIB2)
14:25-14:40 休憩
14:40-15:20 旅のミライへ!日本の四季を観光資源に、
気象データと観光予報プラットフォームの可能性
15:20-16:00 食品ロス・廃棄を削減するデータ流通基盤
「需給最適化プラットフォーム」
~気象データを活用した、予測精度の更なる向上~(仮題)
16:30 閉会
内容
(1)気象データの全体像+気象データの入手方法
(平成30年度第1回・第2回WXBCセミナーの内容と同一)
気象データにはどのようなものがあるのか、気象データ提供に関する気象業務法の規定、気象データの入手方法等について、気象情報利用に関する入門的な内容としてご説明いたします。
【受講に際してのお願い】
以下のURLより資料を印刷の上、ご持参いただきますようお願い申し上げます。
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2018/10/seminar_181109_00.pdf
(2)気象庁情報カタログ+GRIB2形式+最新のトピックスの紹介
現在、気象庁より提供している全ての種類のデータについての概要(中身、フォーマット等)を紹介している気象庁HP「気象庁情報カタログ」や、GRIB2データ形式の概要等についてご説明いたします。また、WXBCの最近の取り組み等についてトピックス形式でご紹介いたします。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2018/11/seminar_181109_01.pdf
(3)ガイダンスデータ・降水15時間予報データの概要・特徴、データ形式(GRIB2等)
数値予報モデルの結果を実際の予報を行うにあたって利用しやすい形に置き換えたガイダンスデータ、及び本年6月より運用を開始した降水15時間予報データについて、中身、フォーマット、及びデータをご活用されるにあたってご留意いただきたい事項についてご説明いたします。
【資料】降水短時間予報の作成頻度に誤りがありましたので、訂正しております。
(スライド24)
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2018/11/seminar_181109_02.pdf
(4)ナウキャストデータの概要・特徴、データ形式(GRIB2)
気象レーダー等の観測に基づいて250m解像度の降水分布を予報する高解像度降水ナウキャストデータ等のナウキャストデータについて、中身、フォーマット、及びデータをご活用されるにあたってご留意いただきたい事項についてご説明いたします。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2018/11/seminar_181109_03.pdf
(5)旅のミライへ!日本の四季を観光資源に、
気象データと観光予報プラットフォームの可能性
観光者数の予測や実績等を提供するデータ流通基盤である「観光予報プラットフォーム」のご紹介に始まり、こちらの観光者数の予測データと気象予報データをAIで分析して来客予測を行っている飲食店の事例等を、株式会社JTB様と株式会社オープントーン様にご紹介いただきます。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2018/11/seminar_181109_04.pdf
(6)食品ロス・廃棄を削減するデータ流通基盤「需給最適化プラットフォーム」
~気象データを活用し、予測精度の更なる向上~(仮題)
需給バランス最適化のためのデータ流通基盤における気象予報データを活用した需要予測による食品ロスの削減の事例について、AIを活用した予測手法を含めて、日本電気株式会社(NEC)様にご紹介いただきます。
【資料】
https://www.wxbc.jp/wp-content/uploads/2018/11/seminar_181109_05.pdf
体験コーナーについて
平成30年度のWXBCセミナーでは、お昼休みやセミナー終了後の時間帯に、実際の気象データ等にご自身で触れていただけるような“体験コーナー”を会場後方に設置いたします。第3回WXBCセミナーでは、株式会社JTB様が「観光予報プラットフォーム」についてご紹介するコーナー、日本電気株式会社(NEC)様が「需給最適化プラットフォーム」についてご紹介するコーナー、気象庁からはGRIB2の処理や可視化を行うサンプルプログラムにWebブラウザで触れていただけるコーナーがそれぞれ設置されます。
GRIB2処理サンプルプログラム・サンプルデータダウンロード
- プログラム本体+地図データ[zip形式,0.2MB]
- サンプルデータ(降水ナウキャスト・全国合成レーダーエコー強度・降水15時間予報)
[zip形式,3.6MB] - サンプルデータ(雷・竜巻発生確度ナウキャスト)[zip形式,0.1MB]
☆セミナーの内容に関するお問い合わせ先
気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)事務局
(気象庁総務部情報利用推進課気象ビジネス支援企画室)
電話: 03-3212-8341(内線4262)
E-Mail:wxbc@met.kishou.go.jp
(受付時間 09:30~18:00 土、日、祝日を除く)
☆セミナーの申し込みに関するお問い合わせ先
気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC) 事務局(受付担当)
電話/ファックス: 045-503-0211
E-Mail: wxbc_seminar@realmedialab.com
(受付時間 10:00~18:00 土、日、祝日を除く)
用語解説
注1:世界気象機関(WMO)が規定する国際的な気象通報式で、二進(バイナリ)データとしてファイルフォーマット化して伝送する形式です。数値予報モデルデータ、ナウキャストデータ等のメッシュデータの提供に利用しています。
平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等の
シラバスについて
各セミナーの受講により習得可能なスキルを一覧にした「平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等 シラバス」の内容を第3回セミナーのご案内に合わせて更新いたしました。次回(第4回)WXBCセミナーの際にも内容を更新いたします。セミナーの受講計画を立てられる際の参考にしていただければ幸甚です。
平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等 シラバス (平成30年10月17日現在)