平成30年度第1回気象ビジネス推進コンソーシアムセミナー
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本イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。(18/7/6)
開催概要・資料を掲載いたしました。(18/7/19)
https://www.wxbc.jp/seminar-h3001/
平成30年度第1回気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー
~アメダスと気象衛星観測データをより詳細にご紹介
& 国内・海外での気象ビジネスの動向~
平成30年度のWXBCセミナーは「気象データに触ってみよう!試してみよう!」を年間テーマとし、特に気象データの取り扱いや活用方法に重点を置いた、より実践的な内容としております。第1回は、アメダス(地域気象観測システム;注1)データ及び気象衛星観測データのより詳細なご紹介と、国内・海外での気象ビジネスの動向についてです。アメダスや気象衛星観測データについては、平成29年度のWXBCセミナーよりも一層詳細な内容となっております。また、国内・海外での気象ビジネスの動向については、昨年3月の第1回気象ビジネスフォーラム以来です。皆様ぜひご来場ください!
(2018/6/18追記:お席が少なくなってきましたのでご応募はお早めに!)
(2018/6/25追記:満席となりました!)
概要
平成30年度第1回WXBCセミナーでは、アメダスデータおよび気象衛星観測データを対象とし、通常はあまり詳しくご説明することのないデータの中身、フォーマット、及びデータをご活用されるにあたってご留意いただきたい事項についてご説明いたします。特に、世界最高性能を有する気象衛星「ひまわり8号」の観測データについては、その機能強化による利点等についても具体的にご紹介する予定です(例:刻々と変化する雲の様子を捉える、従来では識別が困難だった霧や黄砂の判別が容易になる、海外における森林火災や火山噴火・噴煙の様子を捉えることもできるようになる、16バンドという多バンドの画像データを組み合わせるRGBというデータ処理手法により、着目した現象を抽出して視覚的に表現することが可能となる等)。
また、これらのデータを、より具体的にイメージをもってご理解いただけるよう、アメダスデータ、気象衛星観測データを用いた実際のビジネス活用事例についてご紹介いただきます。
さらに、AI等の最新の技術を取り入れた活用事例も含め、今回は広く国内・海外のビジネスにおける気象データの利活用の動向をご紹介いただきます。
また、気象庁より提供している全ての種類のデータについての概要(中身、フォーマット等)を紹介している気象庁HP「気象庁情報カタログ」についてご紹介いたします。
なお、気象データに馴染みのない方、どのような気象データがあるかをお知りになりたい方等を対象に、「気象データの全体像+気象データの入手方法」(平成29年度WXBCセミナーと同じ内容)のご説明を午前中に行います。前回聞き逃した方、改めて聞いてみたい方には是非ご参加いただければと思います。
日時
平成30年7月6日(金) 13時00分~15時40分
※これに先立ち、希望される方を対象に基礎知識である「気象データの全体像+気象データの入手方法」についてのご説明を11時00分~12時00分に実施いたします。
場所
気象庁講堂(東京都千代田区大手町1-3-4 2階)
対象者
WXBC会員・非会員:120名(会員枠80名・非会員枠40名)
※事前申込制(先着順)とさせていだだきます。
時間割(予定)
11:00-12:00 気象データの全体像+気象データの入手方法
(基礎知識:希望者のみ)
12:00-13:00 昼休憩
13:00-13:10 気象庁情報カタログの紹介
13:10-13:40 アメダスデータの概要及び特徴、データ形式(BUFR;注2)
13:40-14:10 気象衛星観測データの概要・特徴、データ形式
14:10-14:20 休憩
14:20-15:00 気象観測データ(気象衛星等)を用いた気象サービス例
15:00-15:40 国内・海外での気象ビジネスの動向
内容
(1)気象データの全体像+気象データの入手方法
(平成29年度WXBCセミナーの内容と同一)
気象データにはどのようなものがあるのか、気象データ提供に関する気象業務法の規定、気象データの入手方法等について、気象情報利用に関する入門的な内容としてご説明いたします。
(2)気象庁情報カタログの紹介
現在、気象庁より提供している全ての種類のデータについての概要(中身、フォーマット等)を紹介している気象庁HP「気象庁情報カタログ」についてご紹介いたします。
(3)アメダスデータの概要及び特徴、データ形式(BUFR)
アメダスデータの中身、フォーマット、及びデータをご活用されるにあたってご留意いただきたい事項についてご説明いたします。
(4)気象衛星観測データの概要・特徴、データ形式
気象衛星「ひまわり8号」の観測データの中身、フォーマット、及びデータをご活用されるにあたってご留意いただきたい事項についてご説明いたします。また、「ひまわり8号」の機能強化による利点等についても具体的にご紹介する予定です。
(5)気象観測データ(気象衛星等)を用いた気象サービス例
アメダスデータ、気象衛星観測データを用いた実際のビジネス活用事例について、(株)ハレックス様にご紹介いただきます。
(6)国内・海外での気象ビジネスの動向
AI等の最新の技術を取り入れた活用事例も含め、国内・海外のビジネスにおける気象データの利活用の広い動向を、(株)三井物産戦略研究所様にご紹介いただきます。
体験コーナーについて
平成30年度のWXBCセミナーでは、お昼休みやセミナー終了後の時間帯に、実際の気象データにご自身で触れていただけるような“体験コーナー”を会場後方に設置いたします。第1回WXBCセミナーでは、気象庁からは気象庁HP「気象データ高度利用ポータルサイト」からアメダス等の気象データをダウンロードする体験や、最新のデータ処理技術を用いて処理した高精細な「ひまわり8号」の様々な動画を大型モニターで間近に見ることができるコーナーを設置する予定です。
また、国際航業(株)様からはインタラクティブ地球儀SPHERE、(株)ハレックス様からは緯度経度で任意地点の情報が瞬時に取得できるDreamAPIの展示をいただきます。
☆セミナーの内容に関するお問い合わせ先
気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)事務局
(気象庁総務部情報利用推進課気象ビジネス支援企画室)
電話: 03-3212-8341(内線4261)
E-Mail:wxbc@met.kishou.go.jp
(受付時間 09:30~18:00 土、日、祝日を除く)
用語解説
注1:Automated Meteorological Data Acquisition System(AMeDAS)の略称。雨、風、雪等の気象状況を時間的、地域的に細かく監視するために、降水量、風向・風速、気温、日照時間の観測を自動的に行っています。
注2:世界気象機関(WMO)が規定する国際的な気象通報式で、二進(バイナリ)データとしてファイルフォーマット化し伝送する形式。アメダスなどの地点ごとの観測データの提供に利用しています。
平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等
シラバスについて
各セミナーの受講により習得可能なスキルを一覧にした「平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等 シラバス」を作成・公開いたしました。第2回以降のWXBCセミナーの計画については随時更新していく予定ですが、セミナーの受講計画を立てられる際の参考にしていただければ幸いです。
平成30年度 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)セミナー等 シラバス (平成30年6月7日現在)