気象データの利活用事例集(WEB版)

雨雲可視化ソフトウェア DioVlSTA/Storm

企業・団体名

取り組み概要

降雨レーダーや気象シミュレーションデータを地図と重ねて3次元表示する可視化ソフトです。業務に適したカスタマイズが可能です。

気象庁レーダーデータ(エコー強度)をCAPPI(Constant altitude plan position indicator)に変換。
地理院地図:国土地理院

対象者

研究所・大学、レーダメー力、航空機・UAVメー力、ドローンメー力、マスコミ(天気予報番組制作システム)、損保、建設コンサル

気象データを利用した背景・経緯

雲や風を地図の上に立体的に表示させることにより、気象現象の理解を深める手助けをしたいと考えたため。

利用している気象データ

数値予報シミュレーション(気象庁メソ数値予報モデル、気象庁局地数値予報モデル、NOAA NCEP GFS)
衛星観測データ(JAXA GCOM-W1, NASA MODIS)などのさまざまな気象データ

気象情報以外で利用しているデータ

国土地理院地図
津波シミュレーションデータ(内閣府南海トラフ巨大地震モデル)
洪水シミュレーションデータ

この取り組みの効果

  1. 地図をすぐ使える:起動直後から地図が3次元表示されます。
  2. 簡単操作:データファイルのドラッグ&ドロップで可視化されます。
  3. 自動化にも対応:観測結果から動画を自動で生成できます。
  4. 業界標準フォーマットNetCDF対応:様々なテータを可視化できます。

その他(気象データの利用にあたり工夫した点、困った点など)

日立のグロ-バル4次元地理情報システムDioVISTA(ディオビスタ)によリ、地球のどの場所でも3次元表示することができ、また、時間を管理することができるようにしました。

参考となるHP公開情報等