気象データの利活用事例集(WEB版)

気象情報と位置情報を掛け合わせた広告配信「駅すぱあと広告」

企業・団体名

取り組み概要


ユーザーの位置情報や移動情報を活用し、雨が予想される地域のユーザーには雨の日限定特典の広告を、気温が一定以上を超える地域のユーザーには冷たい飲み物の広告を配信するなど、広告を出し分けることができます。
気象状況に合う広告を配信することにより、より効果的な訴求が可能です。

対象者

乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」のユーザー

気象データを利用した背景・経緯

位置情報や移動情報と気象データを連動させることで、よりユーザーニーズに合う広告配信が可能になるのではと考えました。
広告主や広告代理店からの要望もあり、配信システムを開発しました。

利用している気象データ

府県天気予報の降水確率、気温データ

気象情報以外で利用しているデータ

位置情報、出発駅、到着駅の検索データ

この取り組みの効果

CTR(広告が表示された回数に対してクリックされた割合)が通常配信に対して最大230%という結果が得られました。

その他(気象データの利用にあたり工夫した点、困った点など)

ユーザーの喜ぶ情報を配信できるよう、どのように気象情報を活用すべきか考慮しました。
利用する気象情報はユーザーの現在地や到着駅など、配信内容に応じて変更できるよう設定しています。

参考となるHP公開情報等

株式会社ヴァル研究所HP トピックス
https://www.val.co.jp/topics/2018/0606.html