ベテラン漁師の”分身”システム「トリトンの矛」
企業・団体名
取り組み概要
漁業者が持っている過去の操業日誌データを集積し、海洋気象情報とのAI解析を行う事で、漁場選定などを担う漁労長の「長年の勘やノウハウ」をデータ化。人材育成や後継者不足に悩む漁業者を支援するシステムを開発した。
対象者
水産漁業者
気象データを利用した背景・経緯
より精度の高い漁労長の分身をつくるため、過去の操業日誌データに対応した正確な気象データが必要だったため。
利用している気象データ
海況解析データ…2006年版~2016年版
この取り組みの効果
今まで、紙やエクセルベースで確認していた、過去の操業日誌をシステム化することで簡単に地図上で閲覧することが可能になり、海洋気象データとのAI解析を行う事で、ベテラン漁労長がサポートするのと同等の支援を行う事ができるようになる。