気象データの利活用事例集(WEB版)

ファッションテックサービス『TNQL』

企業・団体名

取り組み概要

TNQLは、気象ビッグデータを活用し、天気にマッチした最適なコーディネートをレコメンドするファッションテックサービス。
TNQLの基本機能である天気にマッチしたコーディネートレコメンド機能に加え、ショッピッング機能を実装し、ECサイトと連動することにより、レコメンドされたアイテムまたは類似のアイテムがTNQLから直接購入が可能になる。
また高まるインバウンド需要に向けて、TNQLのUIも多言語化し、英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語に対応。
さらに2019年2月を目処にTNQLのデータ取得範囲を全世界へと拡大予定。
また、AIがユーザーの好みのスタイルを把握し、天気とユーザーの好みにあったコーディネートレコメンドを実現。

対象者

一般ユーザー

気象データを利用した背景・経緯

年々注目度も高まっている気象データは、様々な産業に影響を与えるほどデータ価値が高いながらも、気象データを活用している事例が少ないため、気象データを活用することで新たなプラットフォームの構築の実現が可能になると考えたため。

利用している気象データ

天気、気温、降水量、風速、湿度(HalexDream!)

この取り組みの効果

天気予報×好みのスタイルに応じて最適なコーディネートを提案することで、忙しい女性のサポートを実現。
ECサイトについて、CV率は通常のバナー広告よりも高い傾向にある。

その他(気象データの利用にあたり工夫した点、困った点など)

今後は、TNQLの基本機能でもあるコーデログに保存されているユーザーの日々のコーディネート情報を解析することで、ユーザーの好みを把握し、レコメンド精度の向上を目指す。
また天気や地域、ユーザーごとにどのような服装をしているかを分析することにより、アパレル企業などに向けたマーケティングデータとしての活用を目指す。

WXBCの活動との関連

WXBC会員企業である株式会社ハレックスの気象データを活用。
また気象データの解釈などでも、株式会社ハレックスの気象予報士の方にアドバイスをいただいている。

参考となるHP公開情報等

TNQL-テンキュール-天気に合わせて最適なコーデを提案するサービス
 https://tnql.jp
 https://info.tnql.jp