気象データの利活用事例集(WEB版)

古典絶景NAVI(週末探検家 2nd MISSION)

企業・団体名

取り組み概要

全国に存在する俳句や和歌で詠まれた絶景スポットで、週末の気象条件により、その絶景が出現する確率を数値で示す。

対象者

週末のアウトドアを楽しむ人

気象データを利用した背景・経緯

三菱自動車が実施運営する「週末探検家」プロジェクトでは、多くの人に地球をもっと楽しみ尽くことを体験してほしいという思いから、身近で関係の深い「気象」をテーマとした。

利用している気象データ

◆予測データ
気温、湿度、風向、風速、気圧
1週間先までは20㎞メッシュ、39時間先までは地上5㎞メッシュ・上層10㎞メッシュ

◆実況データ
気象衛星、アメダス(地域気象観測システム)、SYNOP(地上実況気象通報)、現地のウェザーリポート(ウェザーニュース会員から寄せられる天気の報告)など

気象情報以外で利用しているデータ

地形データ、月齢データ、潮汐データ、河川水温実況

この取り組みの効果

何百年も昔の人がときめいた景色と同じ感動を、時空を超えて高確率で体感することができる。

その他(気象データの利用にあたり工夫した点、困った点など)

絶景の再現には様々な気象条件が必要なため、気象学者による定義を行い、その出現確率の予測を行った。
また、週末探検家プロジェクトの第1弾では、雲海の出現確率の予測を行っている。

参考となるHP公開情報等